GRANDCHILD
作詞・作曲　メガネのひろぴぃ

僕が生まれるずっとずっと前のこと
令和ニ年という昔のこと
歌の得意な僕のおばあちゃんは世界に歌を届けてたんだってさ
遠い場所で泣いている友達を元気づけてあげたりできたらしい
思い描いた未来とは全く違うけど
まあ、これで良かったとか
ゆっくりゆっくり歩いてる島の人は笑ってる
昔ならばこんなにものんびり昼寝はできない
でもひとつだけ気になる
いつか訪れた町で泣いてたあの人は今どんな顔してるのだろうか

教えてほしいよ
どうすれば遠く離れた今も泣いてる誰かを笑顔にできるのだろう
電気のない夜空を見上げて
ああ、わからないよ

昔だったらこんな夢だって一瞬で叶ったらしい
本当かな？
でもそれってやっぱり意味あるのかな？
結局、ひとりきり、おんなじことじゃん
数字なんて読めないよ
だけど空に浮かんでる月と星を眺めてれば今を知ることができる
まるいまるいお月さま、きらりきらりお星さま
いつかきっと歩き続ければたどり着くはずだから

教えてほしいよ
どうすればすごく遠くで生きる誰かと心を通わすことができる
鳥と虫だけが飛ぶ星空
ああ、美しいよ

昔も今も変わらないものを、昔も今も探し続けている
この歌だっていつか消えてしまう
ゼロとイチさえ理解できない僕は、うわーん、寂しいよ

教えてほしいよ
どうすればすごく遠くで生きる誰かと心を通わすことができる
文字も書いたことない僕には、ああ、わからないよ

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