蝶ノ舞

揺られて墜ちてゆく　日差しの影の差す場所へと
ふわりと羽を伸ばしたら　僕らを甘い香りが誘う
漂う空気の流れに乗って雨を避ける
ひらりと華麗に蝶よ舞え
さあ此処から羽ばたく時だ

案山子の唄【ギタリスト様、絵師様募集中】

A1)
どうしたんだい、そんな所で立ち止まって
何かあるのかい、そこにしかないモノは何だい？
B1)
偽物の腕を高く掲げ　大きな帽子で顔を隠す

ストレンジャー

A1)
答えを聞く度 僕らは賢くなった気がして
またひとつ考えることを止めてしまった
そしてバカになって 道に迷って
ここが何処か分からなくて

一輪車

誰かに相談するけど
変わる気なんてないのさ
「お前は間違ってないぜ！」
そう言って欲しいんだ
ブレーキは捨てて

リトル・ヒーロー

夜空を仰いでUFOを探した
誰かの噂を頼りに歩いた
何もないなんて　意味がないなんて
今ならそう言ったんだろう
嘘じゃないなんて　本当なんだって

rain

大人になる度涙脆くなるって言うけど　嘘だって
最後に心から泣いた思い出はいつだ　いつだっけ
画面の中のフィクションは僕らの心を掴んでた
現実離れのドラマじゃ今は揺られない
曇り空ちょっと風が吹く　今後の天気を期待して

キャンパーズ・ハイ

ふらふらと漂う雲の欠片が
遠くの空に千切れて　消えたよ
足元を撫でた草むらの影に雨のにおいが
揺らいで霞んで　消えたよ
心地好い宵のテンション