普段は小説を書いていますが、最近作詞も始めました。 系統はバラードで、ロック系の歌詞は苦手です。 普段から小説を書いているからか、ストーリーっぽい詩になります。 作曲は全然できないので、作詞募集の方はぜひ声をかけてください。自分からも積極的に声をかけようと思います。 投稿小説リンク(良かったら見てください) http://ncode.syosetu.com/n3272bt/
プロフィールを見る投稿作品6作品
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Aメロ
目を閉じれば分かる
この世界はどこまでも続いている
果ての果ての遥か彼方にまで
私よ、届け
サビ
空に手をかざして
雲に息を吹きかけて隙間を創ろう
陽が私を照らす
私は自由を手に入れたんだ...彼方空
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雨が降る街で僕は歌う
囁くようなロックンロールを
禿げたボディに染みる
ここは動く森の中
亡霊は言った
独りで歌う愚かな少年よ
お前の歌なんて必要ないと
分かっているさ
これはただの独りよがりだから
暑苦しい駅で僕は奏でる...駅前ロック
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あと何年したら僕は大人になれるのだろう
帰り道の暮れなずむ空を見上げてため息一つ
そういえば、と 今日出会ったあの子を浮かべて
いつまでも子供の僕はそれだけで眠れない
いつか大人になって 何かの為に生きたなら
呼吸のように恋する事はなくなるのだろうか
やがて明日になって 変わらぬ朝を迎...恋合成
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目覚めた朝は いつもよりなんだか切なくて
窓の外は昨日と同じ 青い空なのに
でも、君が教えてくれた
誰でも幸せになれるって
だからもう俯かない
いつか君と歩きたいから
ここから始めるよ
たとえ独りになっても
道のりの長さに挫けそうになっても
暖かい記憶(おもいで)が私を動かすよ...君へ
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ひらひらと舞う木の葉 鞠をつく少女は独り
狐達は祭日を知らず 影踏み鬼はまだ続く
──おいで おいで 此方(コチラ)においで
貴方が鬼さん ほら此方
夕闇に消えた鈴の音を 追い掛けて
紫陽花の向こうに聞こえた笑い声
見つけたよ でもまだ内緒
打ち上げ花火 咲いて落ちて
宵の宴 狐は踊る
明けない...鞠つき少女と狐
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夏の雨 凍える身体
褪せた緑は影で覆われて
何もない 両手は嘘つき
頬を伝うのはきっと涙じゃない
偽の仮面 剥がれて落ちて
転がる傘は何も守れない
嘆く君の 言葉は虚しく
「ごめん」は全て雨の音に消えた
「さようなら。お元気で」
暗い昼下がり 君の言葉はそれだけで...夏の雨、冬の影