元気のまじない

元気がない背中　どうしたんだほらほら
いつもみたいにさ　二ッと笑って見せてよ
そんなしかめ面じゃ　余計に疲れちゃう
仕方ない今日は　特別サービスで
おいしいごはんとおいしいコーヒー

立春歌　桜吹雪

冬の桜ただ舞い落ちて
春の吹雪まだ止まないけど
朧霞い(ゆ)くその背中
探し続けてる
走り続けてる

ふきのとう

また二月がきた　雪の季節だね
凍りついた水溜まりで無邪気に遊ぶ
目が覚めた僕は揺れるバスの中
たどり着いて道に出れば鼻がツンとする
鉛色の空見ては　ただ立ち尽くすだけで

暗黒水玉模様

魚が空を飛び回る夢の中
たまたまきみも楽しそうに泳いでた
いたずらしたいのにそこで目が覚めて
今日まで眠り続けていたみたいです
まるでどこか遠い世界の話の中