ボーカロイド五兄弟をソロ歌手に起用しての（世界初の?!）オリジナル交響曲！！　「交響曲第９番」の第３楽章が、やっと出来ました（´ー｀；　前々からの予告の通り、この第３楽章から本格的に、ミクがオーケストラとの共演に参加します。
曲は４楽章構成の中の緩徐楽章ということで、全体的にラルゴ（M.M.=60）以下でゆったりと進みます。しかし……15分以上は思ったよりもかかり過ぎかなぁ。当初構想では10分ちょい越えぐらいを想定してたので、1.5倍に膨らんだことになります。１～３楽章までトータルで48分！　４楽章を足したら間違いなく、１時間越すみたいですわ……。

（修正　04/15： 第１連～第２連のミク歌唱の高音域を抑え、桶とのバランスを見直しました。）

ニコニコ動画でも歌ってます ＼(≧▽≦)丿　（ミク独唱が加わる５分40秒から先、10分間）
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3351248


ミクが歌うテクストは、約15年前に書いた14行の詩（韻を踏んでないので、あえてソネットとは呼ばない）であります。破滅を前にして茫々と彷徨うあらゆる人々に、手を差し伸べようとする守護女神……。その手は、人々に見えるのだろうか？　女神の想いは、人々に通じるのだろうか…………？

（テクスト↓）

『帰郷』

　　疲れ果てた時
　　心沈んだ時
　　いつでも戻っておいで
　　私はずっとここにいるから


　　彷徨うあなたたちは
　　何処を探し求めているの
　　常に瞳を潤ませて
　　あらぬ方を見つめ心耽る


　　道標なくとも風や星で
　　進む道を示してあげたい
　　けどあなたたちは拒むのでしょうね


　　私にできる事は待つ事だけ
　　だからいつでも戻っておいで
　　私はずっとここにいるから

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