テンダーレイン【動画になりました】

僕らの町に
あたたかな雨が降る
あの日と同じ
優しい雨
僕は一人で

雨音discord

血の滲んだ
指で爪弾く
ギターにのせて
唄うアタシの声は
喉が潰れて

セヲハヤミ

晴れ渡る空を見上げ
真っ黒なためいきを吐く
冷えた足はもう動かない
散りゆく水飛沫
光弾いて哀しいほど綺麗

The End Of My World

封鎖されたフロアの隅
不規則なリズムに揺られ
点滅するヒカリの中
顔をのぞかせるフラッシュバック
信じることが

確かな気持ちと不確かな愛

出会ったばかりのように
毎週でかけたり
何時間も電話するなんてないけど
たまにはケンカもするし
顔も見たくないなんて言ったり

あなたは知らない

あなた知らないでしょ
ゆうべ寝ないで連絡待ってたこと
男友達だからって
言ってたって不安になってないと思う？
ウザイって思われたって

musk【曲がつきました・動画師様募集】

目があったときに気になって
手が触れたときに気がついて
キスしたときに確信して
肌合わせたとき後悔した
オフィスビルのせまい箱の中

Ｒー０

くさいものにはふたをして
電子レンジで１分半
このさくひんにはグロテスクな
ひょうげんがふくまれています
ママがつくったオムライス

カーテンコール

サヨナラ
今日でお別れだ
終わりにしよう
今まで
どうもありがとう

名のない形

赤く染まった海を彷徨う十秒前
誰かが求めた答えを探しているうちに
飛んでいった紙飛行機は 血に溺れていく
...溺れていく お湯を張りすぎた浴室で
誰が作る？ 理想の世界？

request

なんだのかんだの言われたって
好きなんだもんしょうがないじゃん
やりたくないことをやるために
がんばってきたんじゃない
将来性とか安定とか

Love(?)Like

好きか嫌いでいったら
どっちかっていうと好き
そんな感じだから
そんなんじゃないんだから
友達以上恋人未満だとか

雪に包まれたら

春が芽吹く花が芽吹く幸せが芽吹く
君は赤い庭の隅で育てていたね
水を上げる息を吸って幸せが咲いた
春に咲いた花の話誰かに言えたら、
落ちる影は月を切って最後を願う

蓮華草

春の薫りに誘われて
外を歩きたくなりました
肌を優しく刺す光
少しだけ冷たい風
命の芽吹く匂い

Eve

Eve... 辛いってなんのことだ？
今に始まったことじゃないから
言い切らないで 離さないで
儚く散った桜の花びらを眺めて
忘れ去らないで 嫌わないで

イナイヨ。

ココロとても痛むんだ
熱を帯びてアツイんだ
胸を締め付け苦しいんだ
こんなココロなんてもういらない
イラナイヨ

蜂

見るにたえないその泣きっ面に
放ってあげましょかスズメバチ
泣いて済むくらいの問題なら
ずっと泣いてりゃいいじゃない
強い自分を演じきれないで

陽炎の家

ペンキの剥がれたベンチ
来ないバスを待つバス停
今日も母を迎えにくる
一人の少女
しばらくして少女は帰る

pitch dark

あぁもう夢なんて見なければよかったな
現実を知れば知るほど
遠ざかっていくヴィジョン
チャンスがない才能がない
たぶん実力がない

日曜 午後 晴れ【曲をつけていただきました】

裸足のまま歩く帰り道
すれ違う人の視線も気にしないで
澄みわたる空と白い雲
日曜日の午後吹き抜けるぬるい風
あなたを追いかけて

虹の夏

突然の夕立に
二人雨宿り
君は濡れたスカートを
搾りながら
これじゃ傘も意味ないねと

青い春と赤い春

ダメだな
ずっと忘れていたつもりなのに
毎年
この時期が来ると思い出してしまう
サヨナラ

恋すな乙女

お願い 今以上これ以上
綺麗にならないで
僕の知らない誰か好みに
変わってしまわないで
恋は乙女を綺麗にすると

打ち上げ花火～夏の終わる匂い～

水面に咲いた打ち上げ花火
ひらひら揺れて
黒い海に溶けて消えていった
会いたいよ
今も会いたいよ

きっともっとずっと

ボクたちはきっと
あの頃みたいに
真っ直ぐな瞳で
見つめあえない
いつからかそっと

冴えない私の、冴えない恋。【投稿数100作品記念！】

むせかえる放課後の
誰もいない教室
物音に怯えながら
君の机の端をなぞってみる
「いつも教室でふざけてばかり

299792459 m / s(ヒカリヨリハヤク)

A1
何度も時計を見る
16時55分
少しだけ遅く感じる
週末賑わう街

kiss…【曲がつきました・動画師様募集】

涙の代わりに
さよならの代わりに
やさしく口づけて
あぁそうか あぁそうか
やっぱりあなたのこと

紫陽花の涙

濡れた石畳 境内まで続く路
見守るように 寄り添うように
萌ゆる碧(あお)に紫の花
雨にうたれ輝きを増す紫色
雲の下 淡い光の中

モノクロ暮らし

一日の疲れを吐き出したような
匂いと笑い声の最終電車
私は気配を殺しながら
真っ暗なワンルームの部屋へと帰る
学生時代に夢見てたような

「恋ハ死ストモ夢ハ覚メズ。」

ガードレールに手向けられた
空缶の花瓶を
錆び付かせるような潮風が
さらってゆく 奪ってゆく
消えないで 覚めないで

夏空フィーリング

秋が来たら 君のことは忘れてしまうだろう
便箋の色彩感とか屋上の静けささえ
もっと、あの時を 振り返ったら消えたくなるだろう
夏風の透明性から星屑の哀愁感さえ
無音が晒した殺風景に誰かの横顔が映るとて

MilkyWay【曲がつきました】

宇宙(そら)を越えて
星を越えて
時間さえも飛び越えて
逢いに来てよ
抱きしめてよ

レモン

よくある恋愛談義に
頼んでもないのに花が咲き乱れて
忘れていたキミの前髪が
風に揺れている
飲みかけのグラスに浮かんだ

大嫌いになりたかった

もうこの気持ちが
あなたに届くことはないんだな
そう思えばまた愛しくなるけれど
もう残暑にやられた頭だと
これはただの妄言だと

エンディング

ずっと不安のふりをしてたら
誰か助けてくれると思った
夏を描き終えてしまったら
生きていけないことには気づいてた
夏風、語りかけている 未明、誰かを忘れていく

こころおせんたく

そとはこんないい天気なのに
心がゴワゴワしている
足りないな柔軟剤
もう一度洗い直そう
そとはジトジトつめたい雨

深友

離ればなれになってもずっと友達だよと
約束を交わしたことすら忘れてたよ
今になって謝ることもできないなんて
それが僕にかせられた罪なの？
震える画面に映し出された

道化の心

ねぇ 笑ってもいいよ
君のことが好きで
仕方がないんだ
こんなにも僕を
嫌いな僕が

贈餞詞

其処に愛なんて無かった
其処に期待など無かった
其処に憧れなんて無かった
其処に嫉妬など無かった
君が通り過ぎる道に

泡沫玉

あのとき泣いたのは悲しかったからじゃない
叶わずに割れたシャボンの泡が
ちょっとだけ目にしみただけ
きみのせいじゃないよ
足が痛いからと履かなくなったハイヒールの

we can fly freely

滑走路 全速力で駆け抜けて
両手をいっぱいまでひろげて
どこまでも自由なあの空へ
飛び出していこう
なんてできないけど

愛が生まれる日まで

泣き疲れて眠るまでの
君の熱さを今も覚えている
生きていたいと必死にもがく
君の声は今も響いている
まだ知らない世界に怯えながら

ライフ

最近のワタシときたら
現実(リアル)に身も心も流されて
あんなに降ってきてた
言の葉も旋律も
誰かが作った音にかき消されていて

夏霧サラウ線香花火

最終電車の泣き声がする
願わくば君のその手を貸して
閃光さえすれ違って シャボンの花は伝う水へ逃げる
逃げた、空は無垢な曇り空 君の顔がきっと笑っている
「拝啓、幸せな晩春を」

眠りの羊

白い雪に包まれた君が眠りについて
「今日までのこと、すべて忘れましょう」って
忘れて あの日作り上げたものは居場所を
なくして 不安の渦がオルゴールに変わっていく
変わったら 心が消えてなくなって

曖昧と呆然。　歌詞

すきならすきではっきりしてよ
僕の気持ちは置いてけぼりかい？
目があったってドキリとしない
僕の気持ちは置いてけぼり。
酸いも甘いも嚙み分けてるの

蛍光

月も星もない真っ暗な夜
迷いこんだ一匹のホタル
ちかちかと光を放ち
いない誰かを探してる
ゆらゆらゆれて誘うように

寒気が降り注ぐ世界に

沈黙のサイレンス 何だか不自然 既視感の伝言 「瞬く間に終わった」
刹那に終わった予感が過ぎた誰かが泣いたあの子はいた
空白の穴に...落ちそうな、幻覚を掴んだ
silent フィクション 君もフィクション
悲しみの果てで...飛び降りた、残響は自由で

夕暮れカーテンコール

幸せだった僕は 君のためのモーメントだった
はずなのに どうして 秒針は進んだ？
幸せだった僕は誰かのためのモーメントだった
はずなのに 鳴り止まない空に隠れている
「流浪していた」 その声はオレンジに切り替わって