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【茶番カプリシオ】時の魔導師とぐだぐだ裁判【二次創作】

「私の言うことが聞けないの!?」



人形館長が槌を強く叩く。
そんなこと言っても無駄よ。

だって、すでに彼は力を失っているから。











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今日はゆっくり脚本を作ろうと思っていた。
それなのに、『今日も情報整理やるから』と、茶番法廷に無理やり出席させられた。
あの人形館長は、いったい何を考えてるの…

で、現在の状況はどうなってるかというと。



この間の情報整理のために行われた裁判。
それは、いい加減な結果で終わった。

というのも、途中で酒豪女とヘタレ…もとい、墓場の主と歯車が口論を始めたことで話題が思いきりそれ…
servantsは百人一首でダーツを始め…
問題の人形館長は『めんどい』というメッセージを残し、失踪。
庭師はちゃんと真面目にやってたのに、可哀想に。
え、私?寝てましたけど何か?


そして後日、改めて情報整理をしようということになり、急遽裁判が開かれた。
…はずなんだけど。



「なんで私の言うことが聞けないわけ!?」
「そんなこと言ってもそればかりは聞けませんよ!!」



開始早々、話題がそれていた。
館長と歯車が口論を始めたからだ。



「えー!?なんでよ!?」
「館長は確かに『法廷の主』、世間でいう裁判長だ!!」
「だったら聞けるでしょ!?」
「確かに、普通だったら聞けるよ!!でも、いくらなんでも要求が無茶だって!!」
「はぁ!?どこが!?」



まぁ、私は遅刻してきたから何で争ってるのかわからないのよね…
何で争ってるんだろう。



「いくら『墓場の主』が食あたりで入院したからって、ラフレシアを見舞いに持っていくなんて!!」
「珍しいから喜ばれるに決まってるでしょ!!」
「臭すぎて逆効果でしょ!!」



見舞いの花について議論してたの!?
ラフレシアはおかしいでしょ!!



「ラフレシアなんか持って行くならユリのほうがいいでしょ!!」
「はぁ!?やっぱラフレシアでしょ!!」



館長ねばるなぁ…
はやいとこあきらめたほうがいいっしょ。
ていうか終わらないな…
ツッコミ来てくれ…



「二人ともいい加減にしてくれ!!情報整理はどうした!!」



あ、やっと庭師来てくれた。
そして館長と歯車は途端に静かになった。



「そもそもユリはにおいがきつくて嫌がられるんだ」



無駄な豆知識をありがとう。



「ていうかservantsは?」
「あー、servants?」
「Ma,知ってる?」



そういえば今日見ないなぁ。



「見てないけど」
「墓場の主の見舞いにでも行ってるのかな?」



ていうか『墓場の主』ってなんでも食べるんでしょ。
なんで食あたりになったんだろう。



「ガモン。墓場の主がなんで食あたりになったかわかる?」
「え?…そりゃ、『墓場の主』だけど所詮はメイコだろ?
 役に入りすぎて調子に乗って、変なもの食べたんだろ」
「…そんなもんかしら」
「そんなもんだろ」



あれ?『茶番カプリシオ』関係なくなってる。



「こないだだって、どの役で演技するかに天秤揺らぎまくってたぞ」
「めーこさんは仕事に真剣だもんね」
「そのかわり、お前はたまに真面目じゃないよな。この間の脚本乱れてたぞ」
「たまにはふざけたいじゃん」



あれ?もうVOCALOIDの話になってる。



「前回書いた脚本はちゃんとやったわよ。ちゃんと器達は罪に汚れてた」
「各々の歌を勝手に奏でてたな」
「こーのーへーやのなーかにはー」
「人形館長、本当に歌わなくても」



今日もマイペースね、館長は。



「皆勝手に歌いすぎて不協和音だったけど」
「あれはもう聞きたくないわ」
「あとお前の脚本、たまにすごいことになってないか」
「仕方ないでしょ。『世の中』という物語は、もうすでに神や悪魔…そういう類の者の手を離れてるの」
「そうかもしれんけど」
「本当に彼らがいたなら…もしも彼らがこの地にいたなら、きっとああ言って嘆くのでしょうね」
「ああ言うって?」



私は一呼吸置いて、言った。



「緑のた○きが食べたい、と…」

「いろいろおかしくね!?」

「もしくはチキ○ラーメン」

「卵がかかせないね!!」

「またはペヤン○でもいい…」

「あんたが食べたいだけだろ!?」

「三分待つのよ」

「まぁそうだろな」

「バ○ス!!」

「目がああ、じゃなくて麺がああ、になるだろうが!!」

「湯切りに失敗したのね」

「ていうか、いい加減に彼らが言うだろうセリフを教えろ」



湯切りに失敗しないタイプのカップ焼きそばはないのかしら。



「…『本当に恐ろしいのは、自分達じゃない。人間の欲望だ』と言うと思うわ」
「まぁ人間の欲望が元になって、罪を犯す奴が出てくるからな。いつの時代も、それは変わらない」



まぁ私も人間ですけど。



「あんた達…バカでしょ…」
「人形館長だってある意味バカでしょ?」
「何酷いこと言ってるのよ。ていうか、今私何も喋ってないけど?」
「え?じゃ誰?」
「きっと空みm」



言い終わらないうちに、庭師にリボルバーがぶん投げられた。




「あんた達、何『茶番カプリシオ』さぼってるの!?
 私の出番、かなり後なのよ!!
 早く真面目に仕事してよ!!
 出番が無いじゃない!!」

「め、冥界の主!?あんたの出番はだいぶ後じゃあ…」

「あんた達が真面目にやらないから、出番がもっと延びたじゃん!!」

「あぁ、前回も登場できなかったもんね」

「それは私もよ!!」

「僕もだけど」

「あなた達はservantsとして出てたでしょ!?
 私なんか説明文にしか出てこれなかったわよ!!」

「まったく、なんで裁判が進まないのかしら?」

「あんた達のせいでしょ!!早くしないと全員地獄に落とすから!!」



それだけは困る。
ていうか、『待つ者』と『イレギュラー』まで出てきた。



「おい雑用係。さっさと情報整理始めるぞ」
「人形館長、せめて『庭師』って言ってくださいよ」
「さすが、冥界の主の発言力は凄いなぁ…」




いつもこうだったら、困らないのになぁ。
たまには、人形館長にも真面目に仕事してほしい。

…あ、私は人のこと言えないか。

2012/01/04投稿


ぐだぐだなのは裁判じゃなくてこの小説だ。

麺があああの元ネタはTwitterです。
あと、墓場の主が入院中でごめんなさい。

偉大なる本家様http://www.nicovideo.jp/watch/sm16017826


※グミさんは 説明文にすら でてこれません でした

投稿日時 : 2012/03/21 22:46    投稿者 :ゆるりー

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