【ACUTE】歪んだ愛は、激化して 3 > ブクマでつながった作品

【ACUTE】歪んだ愛は、激化して 3

*Miku side





男の「アイシテル」は信用しちゃいけない―――


誰かが言ってた、この言葉。
カイトは私ではない誰かにも言っているのだろうか、「アイシテル」と。


心当たりはあった。
本当はもっと前からあったのだけど。


2週間前、ルカの首筋にあったキスマーク。
丁度、カイトが仕事で会えない、と言ってきた日。
あの日から、勘付いてはいた。

「彼氏、できたの?」

「でっできてないけど…どうして?」

勘付いてはいたけれど、信じたくなかった。
きっとルカは恥ずかしいんだ、と言い聞かせてきた。


それなら…


証明してみよう。




呼び出し音が続き、ルカが出た。


「もしもし?どうしたの?ミク…っあ」


私が聞いたことのないルカの声も、最後に聞こえた。
ああ、そうか。
私の知らない、謎の彼氏と会ってるのか…


思い込もうとした。
疑惑は積もっていくばかりなのに。
これが崩れたら、私は一体―――


「私っ、今とりこんでるから…っああ」


息が―――切れてる


そして、決定的な証拠が―――


「愛してるよ、ルカ」



私が愛している人の声―――




カイトの声。




カイトの「アイシテル」





携帯は、私の手の中で真っ二つに割れた。





「許さない…っ」






*Luka side







「ミクから…電話。ちょっと出るね」

「待てよ」

「もしもし?ミク?どうしたの…あっ」


カイトが首筋を舐めた。
そのまま舌を這わせる。

やめてよ、と声を出さずに制止するが、全くの無意味。

声を堪えながら、


「私今、とりこんでるから…っああ」


中で、カイトの指が暴れている。
声を押し殺そうにも押し殺せない。

それよりも、私の神経は受話器から聞こえる音に集中していた。


「愛してるよ、ルカ」


かすかに、息を呑む気配。
そして、電話は切れた。


「いまのっ…絶対、ミクに…」

「いいじゃん」


カイトが中に入ってくる。
絡み合う友情の糸は、もつれ、最終的に切れてしまったのだろうか。


カイトとミクを天秤にかけても、やっぱりカイト優先なのだろうか。
友情のほうが大切なんて私は―――


偽善者。


思いっきり、自分をあざ笑った。



「っ…ルカ、きっつ…」


冷たくて、暗い部屋の中で、笑うカイトは―――


「カイト!わた、し、もう…」


カイトは―――


「いっ…しょに…!」


カイトは、悪いことをしているのだろうか?




カイトと一緒に果てた私は、考えていた。



本当に悪いのは誰?




二股をかけるカイト。


友達の彼氏を寝取る私。


独占欲の強いミク。





果てた頭の中はぐちゃぐちゃで。
ただ、分かるのは…




「カイト…愛してる」




返事は、要らない。



ただ、それだけが事実で、はっきりしていることなのだから。

結構なアウトです。
細かい描写は避けたんですが、相当えrいことしてますよこいつら!
これで描写したら通報ものですね。
通報ギリギリセウトなのはACUTEシリーズが終わったら書くつもりなので←


そしてドロドロです。
昼ドラです。
次回、ミクがえらいことします。
原曲を聞いている人はもうお分かりですよね?

投稿日時 : 2012/03/20 12:39    投稿者 :楪 侑子@復活!

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