タグ一覧 > タグ『雑音ミク』の作品

  • Sky of BlackAngel 第一話「テスト」 FOX2さん 閲覧数:601
    2011/08/02
    09:51

     ゆっくりと上を見上げる。見上げた先には光が漏れている。
     光は徐々に近づいてくる。エレベーターが作動音とアラームを轟かせ、私を暗い地下から明るい地上へと連れて行ってくれる。
     やがてエレベーターはゆっくり止まる。そして、まっすぐ見つめた目線の先には、雲ひとつない青い空!

  • Sky of BlackAngel 第八話「黒い刀」 FOX2さん 閲覧数:449
    2011/08/03
    11:54

     ヘリという乗り物の中は意外と広い。中には私とパイロットだけだ。足元を見ると、そこには黒く細長い鉄の箱がある。何が入っているかは分かる。これで敵を倒す。するとスピーカーからパイロットの声がした。
     <<もうすぐ到着します>>
     私はヘリの窓から海を見下ろした。司令の部屋のテレビで見た船が少しずつ近づいてきた。

  • THE END OF FATALITY第二話「過去の者」 FOX2さん 閲覧数:448
    2012/04/27
    22:10

     あの事件の直後……壮絶な非日常から帰ってきた僕らを待ち受けていたのは、何事もなかったかのように、そしてプログラムされたように普遍的な日常とそれに対する疑心暗鬼だった。
     僕はあの事件から生還した直後、口封じでもされるかのように、地下研究所への異動と急務を命じられ、心の支えであるミクと一ヶ月間会うことができなかったことが、それに拍車を掛けた。
     ニュースに目を向ければ事件に関してはほぼ公表されず、代わりに水面都沿岸に墜落した巨大な軍用機ストラトスフィアが、定期整備のため海上に着陸したというカバーストーリーが展開されていた。不思議なほど、それを疑う人物はおらず、たとえ僕が声を上げたところで信じる人間も居ないだろうと思っていた。そして事件に対する報道は、一週間でメディアから消えた。

  • 「VOCALOID HEARTS」~第23話・闇の兆し~ オレアリアさん 閲覧数:442
    2013/12/25
    11:17

     唄音ウタ。愛称はデフォ子と呼ばれる、15歳の少女。カイトからの支援で就職した広告会社で、いつもと変わらない退屈な日々を過ごしていた彼女に、突然「アンリ」と名乗る謎の女性から警告の電話がくる。その直後、アンドロイド平和統括理事会の査察部隊・トリプルエーの議長¨健音テイ¨が現れる。ウタは部屋を変えて息を潜めるが、思いも寄らぬ事態が起こり、自分の存在を悟られてしまう。だが、偶然近くにあったロッカーを発見し、そこへ隠れることにした。
    「唄音君、そこにいるのか…あれ?」
    「いましたか、社長さん?」

  • 小説【とある科学者の陰謀】第十話~波乱と男心~その一 瓶底眼鏡さん 閲覧数:326
    2011/07/17
    22:49

    はちゅね像とは、ピアプロで一番大きな広場の真ん中に鎮座する、巨大なはちゅねミクの銅像のことだ。
    何かの記念に配置されたらしいのだが、とにかく目立つのでピアプロで生活する人々やボカロ達からは渋谷のハチ公みたいにわかりやすい待ち合わせ場所という認識で定着している。
    その例に漏れず、俺もまたここでハクさんを待ち続けていた。

  • 小説【とある科学者の陰謀】第九話~祭りの始まり~その二 瓶底眼鏡さん 閲覧数:313
    2011/07/03
    21:37

    量産化祭中には、様々なイベントや出し物がそこら中で行われている。
    その大多数は、初音ミク人気に惹かれやってきた客に自分たちを知って貰おうと考えた亜種達が開いたものだ。そしてそういった中に混じり、また、《男の娘☆ボカロ同盟》も
    活動をしていた。

  • 小説【とある科学者の陰謀】第十話~波乱と男心~その4 瓶底眼鏡さん 閲覧数:310
    2011/09/12
    12:56

    「本当に……ありがとうございました!!」
    チンピラ達が連れて行かれ、色々と混乱が収まった路地裏には
    、今、ペコペコと頭を下げるハクさんと、照れる鈴音コンビの姿があった。

  • Sky of BlackAngel 第三話「新人配属」 FOX2さん 閲覧数:283
    2011/08/02
    19:29

     二〇二〇年。今、日本は隣国の興国と一触即発の状態になりその上、強大な軍事大国となってしまった。
     今から五年前、興国ではテロなどで内戦が絶えない状況だった。日本でもテロ行為が行われることがあった。それも、二年前には沈静化したように見えた。そして日本は、興国へ自衛隊の海外支援派遣を実行したのである。しかし、それによって起こったある悲惨な事件によって事態は一変する。派遣された自衛隊員の一隊の約百名がテロリスト達の手によって殺害されたのだ。必要最低限の自衛武装しか所持していなかった彼らは、完全武装したテロリストの大集団に敵うはずがなかった。それに対し興国政府は責任を負う姿勢を一切見せなかったため、日本国民の怒りは爆発。しかも興国側が日本に内戦に加担したテロ組織が潜んでいると主張し、日本側に圧力をかけるようになる。
     それから日本空域に領空侵犯する国籍不明機(おそらく興国)は増加し、さらには拉致事件まで起こるようになった。

  • 小説【とある科学者の陰謀】第九話~祭りの始まり~その三 瓶底眼鏡さん 閲覧数:274
    2011/07/09
    10:06

    「……」
    街のざわめきが遠い。
    パフォーマンスを行っていた商店街を離れ、住宅街まで戻った俺が第一に思ったのは何故かそんな事だった。

  • THE END OF FATALITY第一話「闇から見上げる兆し」後編 FOX2さん 閲覧数:271
    2012/11/19
    23:45

     あれから数分が過ぎた。……と思う。携帯電話も完全に動かず、時間なんてとても分からない。それに、もう私にはそんなことはどうでも良くなっていた。
     こんな暗いところに閉じ込められて、博貴と話すことも出来なくて、私はもう無理に外に出ようとせず、止まる気配のない貨物エレベーターの隅でうずくまり、駆動音が出す振動に揺られていた。
     そういえば今頃、外はどうなっているのだろうか。

  • 小説【とある科学者の陰謀】第四話~天国と地獄~その二 瓶底眼鏡さん 閲覧数:268
    2011/05/20
    20:35

    「……」
    (……どうする……)
    俺に許された選択は2つ。

  • Sky of BlackAngel 第二話「それぞれの仲間 FOX2さん 閲覧数:268
    2011/08/02
    10:48

     午後五時四十分。俺は部下と共にブリーフィングルームを出た。
     先の空戦テストのデブリーフィング(帰還報告)だ。だが敗北のショックからテストから得られたデータにも目を通す気は無かったし、ただテストの感想を適当に述べただけだった。
     俺の隣で肩を落として歩いている、麻田武哉中尉の表情は溢れ出る悔しさと不満がありありと現れていた。

  • Sky of Black Angel 第二十四話「互いの想い」 FOX2さん 閲覧数:260
    2010/04/25
    15:46

    海は本当に静かだった。
     ときどき、チャプン、と音を立てるだけ。わたし以外は誰もいない。 
     ゆらゆらと波が揺れるのが大きな月の光でよく見えた。

  • Sky of BlackAngel 第四話「凶の兆し」 FOX2さん 閲覧数:259
    2011/08/02
    21:39

     巨大な地下駐機場。この基地のあらゆる航空機が格納されている。離陸の際には、ここからエレベーターで地上のカタパルトを装備した射出滑走路に上げられ、最大四機発進できるようになっている。この水面基地にはこのような最新設備が数多く配備されている。この基地は言わば前線基地なのだから。
     俺達はヘルメットを片手に、悠然と並べられた自分達の機体に近づいていった。
     数十とあるグレーの機体の中に混じった漆黒の機体。ほかのライトグレーにカラーリングされたのとは違い、まだ試作機ということで黒い塗装に赤いラインが通った派手な塗装が施されてる。

  • 小説【とある科学者の陰謀】第十一話~束の間の対話 瓶底眼鏡さん 閲覧数:255
    2012/02/29
    23:48

    『みんな、俺たちのライブを聞きに来てくれてありがとう!今日は、盛り上がろうぜー!!』
    「きゃぁぁぁああああ!!不破さぁぁああああん!!!!」
    ライブが始まった。キッチンダンプズという四人組のアーティストだ。俺も死ぬ前に活躍を何度か耳にした記憶があるが、テレビに出ていなかったのであまり詳しくは知らない。

  • 小説【とある科学者の陰謀】第八話~悪の組織、始動~その3 瓶底眼鏡さん 閲覧数:250
    2011/06/11
    17:45

    「いやーみんな、おーつかれさまー!!」
    数時間後、セントラルビルを脱出、散開したのち、俺たちは我らがアジト(因みにアジトは宿舎の地下にある。本当にいつ作ったんだ)に再集結していた。
    「最後の方でハプニングもあったけど、なんとか無事に目的は果たせた……よって今回の作戦は大・成・功ー!!やったぞ野郎ども!!これで明日の朝刊の一面は貰いだああああああ!!!!」

  • Sky of BlackAngel 第六話「インストール」 FOX2さん 閲覧数:245
    2011/08/03
    10:48

     ゆっくりとキャノピーが上がっていく。俺はヘルメットを脱ぐと顔の汗を拭った。
     何か不吉な予感がする……体が緊張で張り詰めていた。あのような不可解な事件はこれまで起こったことがなかった。
     タラップを使わずに機体から飛び降りると、足音が地下格納庫中に響いた。俺は格納庫の出口に向かって歩きだしながら、俺はこれまでの経験を整理しこれから非常事態に発展する可能性を考えていた。

  • THE END OF FATALITY第四話「再飛翔」 FOX2さん 閲覧数:241
    2013/11/18
    11:31

     <<今、太平洋上空に出たよ。ミク、気分はどうだい? 苦しくない?>>
     微かな振動が響き渡る中、無線から博貴の声が聞こえ、同時にバイザーの中のモニターに博貴の顔が映し出された。
     「大丈夫……良好だ。」

  • Sky of BlackAngel 第十話「スクランブル」 FOX2さん 閲覧数:240
    2011/08/05
    15:48

     珍しく、夕食の直後俺達はブリーフィングルームに集められた。
     何でも、至急隊員達に伝えることがあるそうだ。
     「隊長。」

  • 雑音ミク×私 初音ミミックさん 閲覧数:231
    2009/12/05
    11:13

    「誰?あなたは・・・」
    私の腕の液晶画面に、エラーメッセージが示されていた。
    『ウイルス反応アリ、コレヨリ正常ナ状態ヲ保ツタメウイルスヲ除外シマス』

  • Sky of BlackAngel 第七話「予知夢」 FOX2さん 閲覧数:227
    2011/08/03
    11:15

     まだ深夜の時間。俺は恐ろしさの余りベッドから飛び起きていた。
     頬を伝う冷たい感触を手で拭うと、顔面が汗で濡れているのがわかった。
     「どうしたの?隊長。すごくうなされてたんだよ。」

  • Sky of BlackAngel 第九話「兵器?」 FOX2さん 閲覧数:226
    2011/08/05
    09:16

     「……という訳さ。」
     話し終えるとたいとは席に背もたれた。
     話はだいたいわかった。たいとたちはあの船で敵を倒したあと、私と一緒にヘリでそのまま基地に来て、そのまま仲間になるらしい。しかしまだ納得いかないことがある。

  • Sky of Black Angel 第十八話「葛藤」 FOX2さん 閲覧数:224
    2010/03/14
    18:26

     夜中に突然あたしは目が覚めた。何でだろう。充電中のはずなのに。
    周りを見ると、真っ暗て訳じゃなくてぼんやりものが見れた。そういえばこの部屋、夜になるとうっすら壁が光るようになってるんだっけ。
     机の上の時計に目をやると午前3時だった。ああ、何でこんな時間に目が覚めなきゃいけないのさ。あたしのすぐ横でミクとヤミがぐっすり眠っていた。つーかヤミはパジャマとかどこから持ってきたの?で、ミクは制服の下に着てるワイシャツだけ。うん・・・・・・ホントにそれだけ。多くは語らん。それにしても一つのベッドによく三人も入ったもんだ。

  • Sky of BlackAngel 第十二話「虚」 FOX2さん 閲覧数:220
    2011/08/07
    02:05

     (二時間前)
     「お呼びでしょうか。世刻司令。」
     「ええ。あなたにお話しておくことがあります。かなり重要なことです。ですが機密情報のため、声に出して話すのはやめましょう。いくらこの部屋が防音でも、一応ね。」

  • I for sing and you 最終話「I for sing and you」 FOX2さん 閲覧数:216
    2009/05/10
    05:36

     朝というものはいつ何時でも穏やかなものだ。
     大都会の中心でさえ、あの喧騒を取り戻すのは昼に近い。
     まして、人々が日々生活を営むこの高級住宅は平和という言葉が相応しい。

  • Sky of BlackAngel 第十一話「予期せぬ交戦」 FOX2さん 閲覧数:216
    2011/08/06
    00:47

     夜の静寂を基地の中に轟くサイレンが破った。それに叩き起こされた僕は反射的にベッドから飛び起き、タイトとキクもけたたましいサイレンの音に反応してスリープモードから目覚めた。
     「博士!これは……。」
     「ひろき、こわいよ……。」

  • Sky of BlackAngel 第十三話「ソード小隊」 FOX2さん 閲覧数:214
    2011/08/08
    21:38

     スクランブル待機室に待機してから半日が経とうとしている。
     正直、何もしないでこうして座っているだけなのは暇と言えば暇だ。
     警戒態勢など敷かれていなければ、今頃いつもの上空警戒任務で空に漂っているか、訓練用シミュレーターをやっているかどちらかだろう。

  • SUCCESSORs OF JIHAD 第三十五話「雷神降臨」 FOX2さん 閲覧数:213
    2009/07/21
    13:04

     乾いた衝撃音が、ヘリポートから雲ひとつない蒼天の空へと響き渡った。
     鉛の9ミリ拳銃弾が真空を切り裂き、音速で着きついた先で火花を散らした。
     そうして一体のアンドロイドが、弱点である頭部センサーを撃ち抜かれコンクリートへ沈んだ。

  • 小説【とある科学者の陰謀】第九話~祭りの始まり~その一 瓶底眼鏡さん 閲覧数:209
    2011/06/24
    16:13

    3、2、1、ポーン。
    『たった今、初音ミク量産化祭が開催されました!今日はまだ一日目ですが、既にピアプロの中は人でいっぱいです!!この日の為に全国、いや世界中からボカロファンが集まったということで……』
    ピッ。

  • Sky of Black Angel 第二十一話「謎の敵」 FOX2さん 閲覧数:200
    2010/04/12
    00:27

     格納庫内には頭上からの衝撃音とサイレンが響き渡っていた。
     振動、爆発・・・・・・。今、俺達の頭上十数メートルのフライトデッキでミク達が戦っている。突然襲来した謎のアンドロイド部隊を相手に。
     たが、俺達はこうして格納庫でじっとしている他無かった。

  • Sky of BlackAngel 第五話「不明機」 FOX2さん 閲覧数:189
    2011/08/03
    00:14

     「十二時方向、速度五百キロ、高度は一万フィート。同高度だな。もうすぐ目視で確認できる。各機減速。不明機を取り囲むぞ。」
     <<了解>>
     ただ青いだけの空に一粒の小さな点が見え始めていた。おそらくあれが例の不明機だ。

  • 小説【とある科学者の陰謀】第四話~天国と地獄~そのー 瓶底眼鏡さん 閲覧数:179
    2011/05/19
    19:56

    こうして、俺の歓迎会が始まった訳だが……
    「なんつう規模だよ……」
    数にして200は下らない亜種ボカロ達が、順番に舞台に上がって歌や踊りを披露してゆく。今は初音ミクを男にしたみたいな奴(おそらくは初音ミクオ)と、KAITOを女性化したみたいな奴(おそらくはKAIKO)がカンタレラなる楽曲に合わせ踊っている。

  • I for sing and you 第五話「嘘と本音」 FOX2さん 閲覧数:178
    2009/12/26
    00:59

     「マスター・・・・・・ネルいつ帰って来るんだよ。」
     リビングのソファーに座って新聞を広げていると、ふとそんな問いかけが耳に入る。
     声の方を見やると、赤い髪の青年が元気のない表情で立っていた。

  • Sky of Black Angel 第四十九話「別かれの前に」 FOX2さん 閲覧数:178
    2009/12/24
    21:47

     どうして・・・・・・。
     
     どうして、わたしだけが生き残ったんだろう。

  • Sky of Black Angel 第二十二話「大空中戦」 FOX2さん 閲覧数:178
    2010/04/24
    00:46

     この時点で、俺の頭の中に様々な疑問が渦巻いていた。 
     だが、どうやらゆっくり考えるのは生きて帰った後のようだ。
     《こちら雪峰所属、ロンチ隊。配置についた!!AWACS、指示を請う。》

  • Sky of Black Angel 第二十話「白い鉈」 FOX2さん 閲覧数:172
    2010/03/28
    11:19

     目の前に立ちはだかる黒い物体・・・・・・。
     それは2本の恐竜のような足で直立し、水中潜航が可能な戦闘用アンドロイドだった。
     水中潜航のための特異なフォルムに鱗のような光沢をもつ装甲に覆われたボディ。

  • Sky of Black Angel 第三十七話「価値無き真実」 FOX2さん 閲覧数:170
    2009/12/24
    21:22

     「ソード隊、発進準備を開始せよ。」
     無線に管制官の声が聞こえてきた。
     深夜00:00時、遂に運命の刻はやって来た。

  • SUCCESSOR’s OF JIHAD第五十四話「緊急離脱!」 FOX2さん 閲覧数:166
    2009/10/04
    00:22

     「ようやくお出ましか・・・・・・。」
     無意識にそんな言葉が漏れたが、それも頭上に群がる鋼鉄の巨鳥達、VTOLが轟かせるエンジンの爆音でかき消された。
     無線にパイロットの通信が入る。

  • I for sing and you 第二話「暖かさ」 前編 FOX2さん 閲覧数:163
    2010/04/21
    17:37

     何か、聞こえる・・・・・。
     車の音や、スズメがさえずったり、何かしら音が聞こえる。
     じゃあ、目が覚めたんだろう。

  • THE END OF FATALITY第五話「Enemy In Bound」 FOX2さん 閲覧数:161
    2015/12/12
    20:53

     午後3時30分。すでに黄金色に染まりつつある高度6万フィート上空を、私は亜音速の速度で飛行し続けた。硬いスーツ越しでも、風が摩擦し、体を締め付けるGの感覚が心地よい。
     しかし、あまり自由な飛行を楽しんでもいられなかった。ディスプレイに表示された通りの航路を飛行しなければならないし、高度も速度も固定されている。いわばクルーズ状態を維持しなければならない。
     それに、もうすでに見え始めている。高性能偵察カメラの映像に微かに映り始めた、巨大な機影が……。

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