雨雲色の黄昏が　　　　　　　　　　（あまぐもいろの　たそがれが）
世界を丸く包んでいるわ　　　　　　（せかいを　まるく　つつんでいるわ）
終末なんて大袈裟な日は　　　　　　（しゅうまつなんて　おおげさな　ひは）

青い空を　飛んで行くの
きみとふたりで　飛んで行くの
両手を広げて　翼を作ろう

底抜けの明日が広がる　楽しいはず
夢を見よう　恋をしよう
ありきたり過ぎるから照れるね

【A1】
音が聞こえたら　耳を立ててね
キラリ響いたら　キミもウサギさん

【A1】
やっと世界と繋がった　涙、空からこぼれた
魚のサナギの先からずっと　ヒトに憧れた

【Ａ-１】
キミの笑顔は 青空みたいに（15）
わたしの心 明るく照らした（15）

昨日図書館で借りた革表紙の
分厚い本を返した帰り道
ずっと憧れていたあの雲が

夜明け 期待にこの胸が弾む
待ち焦がれてた
未来へと続く プロローグ

S0
あの虹を跳ぼう　とび越えたいなあ
A1

空も失（な）くす街をひとり歩く
「はみ出すと負けだよ」と跳び越えた
横断歩道の白線も

【A1】
街風を空に誘って 浮かぶ白い雲と
ビル風を白く纏った 煙突 吐き出す 煙たち

九天を夢見る　小さな翼
青く澄んだ目は　何を映す
風を裂く羽音も海嘯に掻き消され

空の蒼さにあこがれて
たどり着くのをいつか願った
遥か広がる蒼い空

今風が吹いてる　ここに
さあ　走り出そう
動き始める時　未来

小さな幸せに気付いた　見えない　掴めない存在
青空仰いだら瞼を　閉じて深呼吸してみる　
陸から離れていく足と　浮いてく体

ふと見上げれば
南行（ゆ）き　ひこうき
どうぞ　お気をつけて

遠い貴方　手を伸ばしても
届かないと　せめて想いを
星に込めて　散りばめ願う

青一色に澄み切った空　　
くも一つない空
空はあんなに晴れているのに

見上げた　私の前髪を
始まる秋の風　なでてく
透き通る　音の無いそらに　

あめあがり　そらに
かかるにじよ
あかやきいろみどり

同じソラの下で暮らす
世界中の人々
同じソラの下だから

この地球（ほし）が月の裏側を　決して見れないように
ワタシから　一番近い筈の　アナタの姿は見えないよ
オリオンがサソリから逃げるように　キミに追いつけない

【A1】
Summer Close
夕闇が太陽の瞳 閉じてゆく

夏風の呼ぶ声が聞こえてる
さあ 踏み出して 春のその先へ
皐月のため息 御空に溶ける

　秋空
懐かしい声がしたよ　この胸の奥の方から
慌てて後ろを振り向くけど

暗い部屋に色が戻り
起きて窓を開け放てば
はやる音と外を走り

降り注ぐ雨　町を濡らして
傘の華咲かせてゆく
小さく揺れる　水溜りへと

抱きしめて　愛で占めて
澱む世界を閉じて閉じて
彼方　昇った月

白く
　白く
　　どこまでも白い壁

　DE-O
いま息をしてる
いま君を見てる

作詞：ゆーじ
遥かな蒼空　鳥たちが旅立った
澄み切った風に　夢を託して

スケッチブックをあけて　今
画用紙に青広げるよ
蒼空（そら）の下には　緑の海原

あの日、届きそうだった空は
いつしか遠く離れたセカイのものになっていた
私のセカイはとても小さくて、まるで箱庭

さらさらさら と光が見える
素晴らしい朝をむかえている
きらきらきら と太陽を浴びる

あの空の向こう　／　文月フミト
よく晴れた日曜日
お散歩日和の朝　　

空になって　あなたのことを
ずっと　見守り続けたい
涙は雨に　吐息は風に

空を翔けて
君が笑った
強さもないこの翼に

はじける　ひざしと
はじける　波しぶき
夏休みの　終わりは

繋ぐ
晴れた午後に　僕は　空をつくる
そんな　どこにもある世界