「ミナモ」
夏の終わりが近づいて 移り変わりゆく気持ちは
穏やかに去ってふやけてく たった一夏のストーリー

海の風のような　きみ　感じてる
防波堤に立って　髪なびかせて
澄んだあの空に　白い鳥が飛んで

ピンクのリボン
麦わら帽子
ジーンズ履いて

日向で
レースのクロスを
広げて

とある海に、この世のものとは思えないほど美しい歌声を持ったセイレーン達がいました。
セイレーン達は、自分の歌声が美しく、それは人を狂わせて溺れさせてしまえるほどの力があることを知っていました。
そして、その美しい歌声で毎日のように何人も海に来た人間達を溺れさせては、自分の歌声の美しさを見せしめて自慢していました。

　照りつける
　日差しには
　つば広帽子を

規則正しい響き鳴らして
さえずる波の飛沫は鼓動
繰り返しては薄れてく意識

風の音で目を覚ましたら
大きな船の上にいたの
うねるような揺れの中で

A1
　いつだって
　きみは笑ってたんだ

【A1】
幼き頃の約束
君は覚えていますか？

近くて遠いそんな距離だ
手を伸ばせば互いに届く気がしてた
水平線なんて初めからなかったように

浮かぶ僕らこの世界に
どこに行き着く訳もなく
ただ彷徨い身を任せながら佇んでいる

いつもの海辺に君がいた　誰より好きな君がいた
裸足で走っている
だから私は近づいてみて　声を掛けてみた

深海底まで
鯨のように潜る
（Fauna of whale falls）

木漏れ日さした散歩道
ちらつくあなたの横顔
昔は空っぽに思えた

A
初めての横路
風の流れ行くまま誘われれば

深い海の底　透き通る空から
何か聴こえた
君と貝殻を追いかけた

夢を見ていた
おかしな夢だった
遥か遠くの未来まで広がる海

　波の光　　　作詩・作曲　山本新
今日もゆくゆく松林
抜けりゃ広がる青い海

極光より出でしこの身に
降りかかる火の粉払って
私は渚にたどり着く椰子の実

海の上にしかいない貴方の姿　月の光より輝いて見えた
波の音に紛れて　私の歌は　貴方には届かない
貴方の見ている世界を知りたい　貴方の見ている海は何色なの？

A1
真夏の夜(よ)の　海辺にひとり
揺れる波は　心のようで

Aメロ
　揺れる水面
　憂う今も

分かってんだよ　もうさ
どう足掻いても　どうせ
泣くほど惜しんでも絶対

　思い出しても
　僕はつらいだけで
　忘れたくても

小さな駅を降りて
踏み切り渡れば
国道の先きらめいている

バナナ　バナナ　バナナ　バナナ　バナナ　バナナ　バナナボートに乗っかって
海から聞こえる　ソラシド
君が好きなの

A1
きらきらと 広がる水面
漂っている 夢の種が 膨らむ　Uh...

海深9814(きゅうはちいちよん)m
トントン拍子に堂々巡りの思考
落ちて沈み底に着いたのさ───

【歌詞】
嗚呼　潮風香る海の町
鴎の声が　遠く高く

魚の群れから
差し込む明かりは
優しい気持ちで

さびしい満月の夜には
気を遣ってお月様が話をする
よくわからないお話だけど

休みは何をしようか
そんな夏の日曜日
暑い暑い太陽の下で

Ａメロ
5 5 5 5
5 5 5 5

あの季節のことを今でも思い出す
２人で見た青い海と砂浜を
側にいたのに素直になれなくて

小舟の隅で指先を波間に浸して
どれだけの想いを受け止めたか
小さく尋ねては揺られている

凍える風の中 静かに時は過ぎる
肌に感じるのは 真冬の冷たさかな
北の潮に流されて 遙か遠くへ

まぶたを開けたら一面に広がる
空色の花畑に佇んでいたらそれは
どちらが空か分からないくらいに

目の前にある道をひたすら歩き続けて
暗くなって足元が見えないからって
息を吐いて空を見上げたら満天の星空

「海の遠浅」
Lyrics：N-story
久しぶりの海岸だね