御殿にて　いざ舞いまするは
黒髪の巫女　紫の衣
御殿にて　いざ舞いまするは

【A1】
音が聞こえたら　耳を立ててね
キラリ響いたら　キミもウサギさん

【1】
夢　恋　愛　もう いらない　希望の 傷痕 消えない
命の 意味さえ 知らない　神様　イカサマ　クタバレ

何処にも行かないよって
不確定な言葉鵜呑んで
何処にも行かないでなんて

今宵は、月満ちる晴れの日
朱塗りの杯(さかずき) 傾けて
酒精に誘われ給(たも)うた花舟(はなふね)、

ともに月を望みし君よ　いまはいづくぞ
頼りなき夢の通い路をひとり待宵の草
あわき光いざなうはすだれの先

気も遠くなるような　この宇宙に魅せられたの
詰めこんだ　コトバは　細い手に　抱きしめていくよ
憧れも　希望も　反射して　光るすがた

御殿にて　いざ舞いまするは
黒髪の巫女　紫の衣
紺青の夜と金色の扇

Ａ　空に見えるあの上限の月
　　遠く遠く　竪琴のよう
　　女神爪弾く音色　耳を澄ませば

ａ）①
　金色のかげ　浮かぶ夜　（７　５）
　闇夜を照らす　灯火となる　（７　７）

天末線の畔　流した花の行方
声はほたりと落ちて　渇く地に手を付いた
そして　わたしは月を乞う獣の様に

体からこぼれた海の　還る場所もなく
暗い底へ沈んでく
喉を焼きながら　声を殺しながら

人通り途絶えた街で
帰る場所探して何処へ
一つずつ消える灯りが

逆さまの月が見ている
背徳の罪を啜る私を
清冽な影は裁きの火のように

焦がれた輝きは
傍ら眠るけど
明日には遠い夢

何処へとあなたは行くの
畔　風に問いかけた
幾夜越え　満ちる涙に募る想い

音のない　静かな夜
この耳にかすか届くは
明るい星の　囁き

遠い貴方　手を伸ばしても
届かないと　せめて想いを
星に込めて　散りばめ願う

夜を照らす月の光
仄のかに温かく
愛おしむかのように包み込む

淡い輝きを生み出す
光がないトコ探して
温もりを繋ぎ

【A1】
遥か古(いにしえ) 愛を詠った 人間達(ひとら)はいずこへ いま私は独り
空を見て 瓦礫の中で 孤独に埋もれて ただ息をしている

朧月夜に咲き誇るは　薄紅の花
月の光に照らし出され　淡くほころぶ
今宵はそう　一人手酌（てじゃく）で　過ぎし日々を偲（しの）ぼうか

塗り潰した未来　描いたのはフィクション
壊したい衝動　かき鳴らすクラクション
命からがら逃げ出したい終幕の運命

満ち欠けよりも一瞬の出来事
今日しか出来ない大イベント
可愛い鎖と穴あけ工具で

Euphonium吹きの子守歌～銀河の彼方へ～
作詞・作曲・編曲 : 成瀬川ゆうき
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あの日に見た沢山の　星の欠片が言っていた
「あなたは今幸せなの？」
「生きている意味はあるの？」

【1】
《A》
8　月明かり透ける

めぐりめぐる　とりどりの彩
煌く星は　ただ淡々と
深く冴えた　あいの夜空に

遠く空から舞う　この暖かい光　僕を包む
月の声聴いた　小さな囁きは　子守唄のよう
閉じたページをそっと開き　未来(あす)を読む

Ａ
歪んだ果実のなる木
アダムとイヴの林檎

哀しみ抱いた裏に滲む愛しさの憂いと
鏡に映った僕の姿を　君はただ見つめ続けている
恋し焦がれ　裂かれ咲いた　花びらは無機質で

　蒼月-静寂の丘で-
息を切らす感覚が　揺れる合間に　すっかり日は落ちて
辺りを染める静けさに　一人むせびを　堪えて泣いた

　雲のない夜
私のどこかに
ぽかりと小さな穴が空いたみたい

暮れゆく街は静かに
ただ 伸びゆく二つの影が燃える
息を吸い 絡めた指先をそっとほどいた

　三日月の揺りかご　見上げる夏の星座
　同じ星が　あなたにも見えるように　Ah...
そっと瞳閉じて　祈れば

今日もギラギラ星がキラキラ
夜空の下で傘を開くの
今夜の空は星が多くて

宙、月を欠いた いまにも
沓の先から滲みだすあなたとの夜を思っていた
遠く葉を宛てる 梢は

　　くれない慕情
夕暮れの小径（こみち）　風は梢吹き過ぎて
舞い降る落ち葉が　わたしを包み込む

【Aメロ】
真夜中、外は 生憎の雨
悪天候でも 気分屋な僕は

「月下、アゲハ蝶」
眩い月の光
ケバケバしい