[A]
窓の外には雪が積もり始め
薪の火が揺れる 誰も訪れることなく

新しい世界に包まれて
埋め尽くされるノート
新しいインクを足す前に

あの日みた景色は
カラと空が晴れていて
僕をそのまま連れ去っていくようだった

歌詞
A
空には雲ひとつないけど

The moon dyes the night sky blue.
There is no sound in the cold desert.
I cross the sandy land. Join the caravan line

君と歩んだ日々を　僕は忘れぬ
挫けそうな時支える　優しい微笑み
遥か離れた故郷（くに）を　今も夢見る

話しかけて　問いかけた
聞かせてよ　貴方の軌跡を
いつどこで生まれたの　貴方の物語は

閑散としてた
夜明けの街を
淡々と歩き

指さした一点だけに価値がある
それ以外を全て捨てても
何も厭わずに目指していた

聞いたことない鳥の声がする
嗅ぎ慣れない潮の香り漂う
空仰げば　よく知った太陽

始まるときも終わるときも
いつもここで待っているから
思い付きから現実にするまでの

凍える風の中 静かに時は過ぎる
肌に感じるのは 真冬の冷たさかな
北の潮に流されて 遙か遠くへ

知らない街に辿り着いて　暮れかけた空に星灯り
窓に灯っていく星々も　私のじゃないけれど
それでもずっとずっと　抱きしめていたくなる

思ってるよりも天の川はぬるくて
少し泳いで上がってたら風邪を引く
はくちょう座の性別は雄だったっけ

なりたい自分から逆算して
私が生まれるのはいつだろう
その時が来たらお祝いしたい

広がっていく小さな響きを
ずっと抱きしめていたいって願う
指の隙間から零れてしまっても

長い旅路の鉄道に大荷物抱えて乗り込む
発車にはまだ時間がある指定の客室見つけ
荷物を放り込んで車内探検に出かけてみる

待ち合わせ場所間違えて
集合時間も間違えて
目的地も忘れちゃって

逃げていく幸いを必死に追いかけて
さまよって汗だくで寝転んで
争って誰かを傷つけてもお構いなし

さざ波が足跡を消していく一歩二歩
そよ風が痕跡を消していく十歩百歩
今いる場所も気付かないほどに

すり抜けて無邪気に　二人で旅立とう
小節は数えず　意味など求めずに
幾千の知らないパルスが響いてる

マイグレーター
冷たい湧き水が
飲みたくて街を出た

その小さな手を引いて
共に旅立とう新世界
繰り返す日常を受け入れながらも

Ｓ
歌う置き去りの約束
惑いモノクロに朽ちたい

あと何日かなってもうそろそろだなって
待ちわびた旅の始まりに合わせて作る
大好きな曲をちりばめたプレイリスト

オレンジが徐々に青みを帯びる
窓越しに流れる景色は黒さを増す
今夜は晴れていて良かったな

とある街の 廃墟の隅で
君は待ってる 便りの答え
僕は一人 君の隣で

崩れた足元を睨む顔が
終わりなき旅で地べたを濡らす
もつれた平和がゴミと散らばり

A1
風も波も命でさえも
移ろわぬものはなくて

S
言葉を積み重ねるだけなら
君など要らない

紙を張り詰めたような美しい白い大地に
立っていた
ここがどこだか名前さえ知らない

Ａ閉じ込められて　壁を爪でかく
　押し込められた　苦しさに鳴いた
　自由への扉　何処にあるの？

旅はLaLaLa...
未来へと靴を履き替えて
そこからは風に任せ

　心のゆくえ
空はどんな魔法を　私にかけているの
草むらに寝ころんだら　時間が止まったみたい

近くに寄ったら男女の2人が走り回ってた
どうやら転んで笑ってにやけて駆け引き続ける
切れない綱引きを続けて 人と比べ余韻残して

綺麗なものが好きだった
美しいものを集めて旅をして
世界中の宝物

A
くだらない夢を観ていた
TVから流れる時代と

A:ふと手に取った雑誌から
私は目を離せない
切り取られた風景の

1A
少年の眼下には荒れた大地が広がる
この峠から先は別の国

A
砂原(さいはら)の正義など
楼閣でしかなくて