「もう一度、もう一度だけでいいから」
そんな言葉をこぼしていた
貴女の影を跨ぎたかった

とても重たいような眼の裏側
閉じゆく前に遠い影が写り
歪な体温だけを残してゆく

歪んだ虚像の道化師が
指先でなぞるメロディーは
星屑のように煌き

「終わりを迎える時はいつか来る」
そういつも心に言い聞かせ
次に迎える朝を待っていた

壊れていく
あなたの影が夜に溶けていく
私を抱きしめてたその手も

A
当たり前のように
真実を見据えないで

花色の鮮やかさ
白雪に包まれる
目を閉じて 口付けた

A1
また明日で さよなら
憧れて さよなら

The shadows（影ら）
真夜中の道を駆け抜ける ほら
こちらを見下ろすあの影は

Aメロ
愛しい距離を探したら
君の隣だと気付いた

A1
十六夜が照らしたのは
あちこち欠けてる僕だった

狂おしいほど　叫んでは　
壊れそうなほど　軋んでゆく
土砂降りの胸の　奥底に　

堕ちる 影の果ては
全て 無くしてしまうのだろうか
ねえ 僕は 生きている

他愛ない話をしよう
ずっと笑ってられるように
終わりのない時間が

影に帰れば小さく弱い
裸の僕が映されて
輝く世界きらめく喝采

ねえ忘れてしまったの？
あの日 あのとき
時計は廻って

　目を開けて、初めて目にしたもの。
　それは君で、私だった。
　　　　　†

真っ黒に塗り潰されていく　世界の中で
僕と君だけが　歌を歌っているよ
この世界に存在していた　音の数だけ

太陽をみつめた
目を閉じると、光の影がぼんやりうつってる
まぶしくて、まぶしくて、いくら目をそらしても追い掛ける

走れ 走れ 走れ 走れ 影から逃げろ
走れ 走れ 走れ 走れ 影に捕まるな
したたり落ちるは 赤い生命(イノチ)

[Ａメロ]
誰か
誰か、僕を見てくれますか?

光の影
僕の中の光と影の部分が　離れていかないようにと
それだけの願い星に祈って　希望のない瞳を伏せた

影になった僕の姿は
太陽が光届けるからで
背伸びをした証の影は

君の隣には先客がいて
僕はいつもその後ろ
影のように 夜のように

無口な君と　空回る僕のひとり言
僕達は重なる事もなく
ただ傍らに在って

＜シャドー＞
Ｓ）ほんとは守りたかった
　　失いたくなかったから・・・僕は影でいい・・

強い日の中にいるほど
はっきりと見える黒に
足先からのまれそう

蒼い空が綺麗に暮れていく
茜色の黄昏の中
伸びていく長い影

歩く僕と歩く君　いつもタイミング同じ
止まる僕と止まる君　でも君と僕は色違い
「いつから一緒だったっけ？」