[A]
誰かが言う あなたは1人じゃない
理想と現実にかなり戸惑っている

飛行機雲が切り裂いた空から
インクが染み出して闇が広がる
夜のほとりにひとり立ち尽くし

見向きもされないからって
スタートライン無視してる
ゴールを背にしてどこ行くの？

日の沈んだベランダで　洗濯物を一人仕舞い込む
まだ夕日を浴びてる飛行機が　明日を下書きする
身も心も擦り減らし　溜め息ついても　また気合込め

小さな小さな僕の宝箱にはもう
これ以上何も詰め込めなかったんだ
どうしても出会ってしまうものたちを

君は いつだって僕のフロンティア
視界【レール】をすり抜けて
前に、前に、前に……

見たこともない蒼穹の彼方へ
七色に輝く愛の調べが響いてる
ふわりと浮かんだ飛行機雲

えがこうとしていた地図はいつしか
誰かに許されないとかけなくなった
呼吸を忘れたまま不規則な鼓動のまま

光はいつもそこにあって
僕らはみんな手を伸ばす
届くわけないのに

足りないものは何ですか
数えて両手でたりますか
その両手に何かありますか

夢うつつで始まる日曜日
今日も同じ朝が始まる
夢で見てたバンドはどこに行った

東京の町は住みやすい
冷たい空気
意味の無い視線

私だけの音を探していたら
同じ音色が世界に響いていた
私だけの音楽を探したら

私が見つけた空は
青く澄み渡っていて
あの止まり木にいた鳥たちは

大丈夫心配ないなんて
それは口癖で
でもその言葉に何度助けられただろう

そう簡単にいかない毎日
そう単純でいいのに
期待と不安で押し潰れされそう

妨げられた僕の行先
地面は消えて自由すぎる身
縛られるのは嫌いだけれど

誰かの夢のかけらが
祭りのあとに散らばる
誰も拾う気がないのは

キャンドルライト
作詞・作曲・編曲：海霧
時間だけが過ぎていくせいじゃなくて

勘違いで恥ずかしい？余裕だな
なら焦りながら笑ってろ走ってろ
答えを決めるのはひとりぼっち

静かな梅雨の日に
紫陽花がふと咲いた
私の祈りは小さく漂い

確かにあった
届けたい指に込めた願い
忘れようとして何度も

ゴールが見えているのにね
それでも周りは気になってる
自分の歩幅を疑って転ぶ

世界中のあらゆるものに打ちのめされ
倒れ込んだ仰向けに
涙目越しの空はそれでも青い

重たい雲が覆う
空に隠れた太陽
この手で掴みたい

１A）
青く澄んだ
東の空に

あんなことできたらいいな
憧れのスターのように
飛べたらいいな

はるか先あの海の向こう側に
世界の果てに流れ辿り着くまでに
朽ち果てた古い船のようにはかなく

A1-1
道なき未来　進んでゆく
転んだ傷を引きずって

羨ましくて手を伸ばしたら
いつの間にか君の手を取ってた
私の手を引くわけじゃなくて

（前奏）
暗くてさみしくて何も見えない
それなら進むのをやめてしまおうか。

開始：そこに奇跡があるのなら
　　　僕らは夢を描けるのだろう
　　　昏い闇の底であっても

【ここにいてほしいから】
a
無邪気で透明な心に

イントロ
宝物を探して
海原　出航

続くは希望の丘
消えない灯火が
信じる道　照らした

行き場失くした
想いの宛は
世界の何処か

聞こえていますか
親愛なる見知らぬ人
声届いてますか

「春と金メッキ」
ほころび始めた桜の下で
証書を片手　友と抱きあう

【Nostalgic Answer】
たとえ私がのぞんで 叶えたいと願っても
こんな小さな手のひらじゃ 笑われちゃうのかな

たとえ どんな時だって 自分の夢をあきらめないで
君が 産まれてきた意味 それは未来へのスタートさ
大切なのはね信じる気持ち