１A
落とした昨日
思い出したら

青一色に澄み切った空　　
くも一つない空
空はあんなに晴れているのに

道端の　花を見るように
通り過ぎればよかった
遠すぎた人に　恋した

[A]
あぁ この先の坂道を 登りきって
次のカーブを抜けたら もうすぐ海が見える

　Heliosphere
眩しい風を　君にあげよう
静かに夢と　暮らせるように

赤トンボ 飛ぶ
田んぼの上を
西日が差す山の陰から

雨の降る空　
僕らはどこへ行く？
傘も差さずに　

つまらない毎日　ただ流れるままに過ごしてる
「どうにかならないの？」　無駄に輝く空に聞いてみる
どこからか声が聞こえる　「そんなものは自分で変えるの」

<出だし>
強い雨がやみ
やがて太陽さん　こんにちは

曖昧な言葉なんていらないわ
そのままの君の声を聞かせて
「魔法にかけられたみたい」

あした、晴れたら君が
笑顔になれるようにと
嫌なこととか起こる日には雨ばかり

おはよう
実はね知ってるんだ
君のまじめさ

「蒼い小瓶の底で
　　真珠のように眠りなさい」
「衣擦れに背骨を丸め

「もしも…」なんて　考えても辛いだけ　分かってる
ああ　叶わぬ夢　恋物語
青く美しい海　今日も　貴方を見ているの

オレンジの街灯 町は夜
曇って月は見えない 君と二人
夜明け前４時５０分 まだ暗い

あなただけを見つめてる
この瞳に映るのは
眩しいくらい輝いている光

月鏡
大地の花が　色を無くし
空は夜に　星を描く

A
夜道を照らす月
眺めて歩く

空に向かい時を告げる鳥の声
お天道様に祈りをささげて
我らの一日　今日も始まる

熱いアスファルト踏みつけ
焦がす罪人を睨めている
汗ばむ夏の音色に耳を貸す暇はない

【１番Ａメロ】
目が覚め 布団はいで
カーテン 開けるの

太陽に伸ばす　「掴んで欲しい」　呟いて
頭振りって　「そんな無理」　それは君の返信
それでも　夢を掴んで欲しい　無理のことはやめ　ほら　俺はもう　帆を揚げて

太陽は相変わらず
平等に光を与え、
何も知らない人々は、何も知らされず

歪んだ虚像の道化師が
指先でなぞるメロディーは
星屑のように煌き

もしあの日見た花に
言葉を添えるなら何と言おう
机の上に並べた言葉

晴れ間に覗いた
光力(こうりょく)の太陽
ヒカリ失って

碧い空白の時間に騙された僕は
何も言えずに黙り込んでいて
取り戻せやしないそれを

この話に終わりを告げた
君は僕を愛していただろう
僕は君を愛していた

心は愛を求めているだけだった
酸っぱいような甘いような
そんな香りがした果実

白と黒の２つの世界
私だけの２つの世界
夢を抱いた光を見つけ

寂しく瞬く街灯　ひと時の影を残して
はしゃぎ声が消えた世界を　一人歩いていた
湖水の鏡は笑わない　錆びた窓は開かない

グラスの中で氷が消える
薄まっていく危険度
酔えなくなってからは

太陽の光のように
私も私も輝きたい
一人では輝けない私

太陽は、
醜い心を焼き尽くさずに、
皮膚を赤く焼き上げた

太陽と雲は友達
おはようからおやすみまで
毎日一緒、どこまでも一緒

聞こえる流行りのメロディ　健気な夢見
泳ぐ電波の星に笑われたくない
無理して描いた轍　無意味なままに

僕をみつけては 勝手に使って壊されて
壊されて棄てられたら またあの場所へ
いつも眺めてしまう　あの空を

　
　
（サビ）

ひとの群れを見たとき
嗚咽におちたことある
出られない不自由と