焼け付いたアスファルトから
広がり行く風
前を見つめてたその目に

混沌な秩序の世界で
何を失った？
しまい込んでた

腐っちまってる
この世の中は
DC時代からそうだけど

はい結果が出ました
形はどうであれ
ただ言える事は

時は止めたいと
思うほど
流れは早く

止まらない
貴方への想い
天を仰ぎ

過ぎ行く時間の中で
僕は何を見けたのだろう？
歩いて来た距離の狭間

同じ灰色の中
濁り行く青色を見ながら
場所を探してみるけど

もう忘れてしまった
自分がどうしたかったのか
過ぎ去った時間の果てで

迷っていても始まらない
足を前に出して
見つけようとしても

分っていたつもりだ
いつでも何処でも
そうだと思っていた

独りさ迷う
もう慣れている
小さく呟いた

流れる様に溶ける様に
言の葉に閉じ込めた
感情に意味があるのなら

「せーの」で踏み出した
初めの一歩
迷いながら足を進める

今日も笑顔で
「こんばんわ」
誰にも見せる

誰なんだ
問いかける
返事は笑顔だけ

いつの間にか
立ち止まっていた
何もせずに

何を残そう
世界の為に？
自分の為に？

もういいのよ
何もかも
虚像さえも

毎日上の顔を窺い
任務をこなしていく
紙を集めたい訳じゃない

フェンス越しに
空を見上げたたずむ今
明日への不安と

繰り返される自問自答
どんなに違う道に進んでも
いつかは辿り着けるから

特別って何だっけ？
同じモノで区別され
優越感に浸る事？

一人一つ番号が振られ
理(ことわり)が無くなっていく
顔のわからない奴でも

曇り空を背に
胸には十字架
白い羽と共に舞い降りた堕天使は

廻りめく感情は
何処に閉じ込めれば
無くなるの？

どうして？なんで？
理由を教えてくれないの？
どうして？怒るの？

無機質に手を置いて
したためた言葉を
想いと共に電波で

同じ服を着て
歩いてみる
雑踏の中で

人の作り出した心の中で
意識を手放した
黒い世界で眠りに堕ちる

写真の中で
微笑む姿
それだけで

見捨てたモノには
何か残る訳もなく
無の中に忘れ去られていく

夜空に舞う
白い心は
怪盗の手の中で

羽ばたけshine arity
何処までも飛んでいけるよ
僕等にはまだ光が

無意識に掴んだ
細い腕
耳に残った