表示順
詳細検索
新規登録|ログイン
おくのと申します。
TOP
作品一覧
ブクマ
作品つながり
ピアプロバッジ
コラボ活動
メッセージ
「こんにちは、僕はあなたの写し鏡 お悩みはいつもの孤独?」 お洒落な服を着て街を歩いても
退屈な暮らしの中で自分を失う僕たちは 思い通りにこの身体を動かせやしなくて 二足歩行に飽きたフリして誰かに寄りかかるあの娘の
「僕らには居場所なんていうモノが無いからさ、 いつでもこの地球(ほし)は一人きりの宇宙だ」 どうやっても消すことのできない悲しみは昨日を駆り立てて
この世で綺麗なもの以外認めることができない君だから 矮小な自分を押し殺す僕を「病気だ」とせせら嗤うけど 飽きもせずに何千回もただ、同じ日々を繰り返し続ける
暮れゆく街並みを通り過ぎれば 肩を落とした人たちの姿 意味もなく赤い再生マークに齧り付いている
心に一つだけ仕舞ってた「何か」を 思い出せないのは ちっぽけすぎる自分を受け入れない
昔の記憶なんてとっくに消えていて 忘れたかった事さえも思い出せないや あの日、君が僕に吐き捨てた言葉の意味は
筆を折ることを選んだ少女は 今日も浮かない顔で踏切の前に立ってた ありふれた物語は終わった筈なのに
叶えたい夢は何だ?知らぬ間に 大人になった僕は忘れてしまってた いつかの恋も希望もゴミ箱に投げ捨てて
雨上がりの空はいつでも 心晴れやかな青空なのに 冷たくなった指先を広げて僕は只、独り
どんなに日々が続いても忘れられないことは数多 消えない絵の具で描かれた、窓際の日常は 浮かんでは消えた陽炎に押しつぶされそうになっているんだ
「くだらないこと」ばかり求めていた僕らはいつからか 過ぎゆく日々が当たり前に思えて、心無くしてた 隣で歌っている君を見つめてるのはいつも僕で
雪が積もるこの街の 並木道を歩く、ぼくらは二人で 冬空の下、温かい
おしえてよ、かみさま 僕は息苦しくなるくらい、押さえつけられてた いつだって境界線、越えられない
風に吹かれながら 僕らはすれ違う いつもの道で少しだけ立ち止まる夜
遠く広がる世界 あなたの声は響いている 淡く揺れる陽炎に
最低な僕は今日も部屋に篭もる 背景は無色、殺伐午後六時 <<想定内ですが、問題ありますか?>>
存在が消えてしまう世界で 僕ら、今を生きてる 忘れてたあの夏の後悔を