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  • 世界と私の複数性に関する小考 閲覧数:493
    2019/11/28
    19:52

    ハズレばかりの籤(くじ)引き、当たりを引いた世界、私達、
    現実のこの有り様(よう)はまるで神による奇跡                

  • 島宇宙行旅 閲覧数:1,134
    2019/03/04
    18:17

    銀煙管から滾々と溢る
    紅玉色に輝る蝶の群れ
    両の翅を往復切符にし

  • 私は足りないでいっぱい 閲覧数:1,328
    2018/11/14
    21:03

    セカイのパースが狂ってるみたい
    近くのものには触れられず
    遠くにあるものに突然、ぶつかって擦りむいたんだ

  • ヒューマとニズム〈対話篇〉 閲覧数:1,181
    2018/08/23
    20:00

    隣人を愛し、他人のために行動して生きよ
    信心深いことですね
    では目の前のどちらか一人しか助けられない

  • 変梃の市~へんてこのまち~ 閲覧数:1,722
    2018/05/15
    19:15

    やあやあ、ご無沙汰!安本丹さん
    のうのう洒落(しゃらく)にお過ごしですね
    誰彼構わず優しいなんて案外、冷たい人ですね

  • 予め失われた君たちへ 閲覧数:2,543
    2018/03/27
    21:18

    ハローこんにちはネオ人類
    ここ、希望の跡地のノーフューチャー
    差し当たり、何か喋ろうか?

  • 昨日をうまく生きられなかった私達はきっと明日もうまく生きられない 閲覧数:2,670
    2017/12/05
    18:44

    貝殻に包まれて生まれ落ちた私たちは
    大切に守られて、閉塞感で死んでく
    "現在"だけを生きてたいな、あの泳ぐ魚のように

  • 東西東西狂乱興行 閲覧数:1,655
    2017/08/05
    22:10

    サァサァ皆見て御覧(ろう)じろ!
    御目通り控えましたるは
    救えぬ者らの滑稽譚

  • 一縷、散る、満ちる 閲覧数:1,057
    2017/07/08
    20:54

    翼広げ、どこか遠く、
    ひとりという名の鳥になり飛んで
    いけたらいいな、そこには見たことない

  • 月並みの塔、イデアの月 閲覧数:1,524
    2017/06/30
    20:15

    「月並みの塔とイデアの月」
    照らしはすれど暖めることのない
    崇高な月の光をこの胸に

  • 騒がば踊れと虚無の国 閲覧数:1,319
    2017/06/03
    20:13

    遠雷のように鳴りひびかう太鼓の音、地を這って
    諸人(もろびと)賑々しく歌い、てんでに言祝ぎ、手を叩く
    誰(だ)がためにでもなく、自分のためだけにさ柏手(かしわで)を

  • 暗ム明ラムパングラム 閲覧数:722
    2017/03/02
    22:23

    そこのけ、広き海へ渡る船、
    帆、よく揺れて知らぬ瀬戸も青
    釣り餌を食む魚や水面に待ち

  • Dr.バロウズインザラボラトリー 閲覧数:1,694
    2017/02/20
    20:58

    燐光性の錆びた言葉が時計じかけの夢を見て
    螺鈿細工の猫ヒゲ線が人工鳥の比喩に死ぬ
    痛みが通る轍のあとに複数形の白昼夢

  • ワールドエンドブックエンド 閲覧数:1,565
    2017/01/28
    19:27

    煤煙燻る夜汽車につゆ揺られて、辿り着いたは無人境
    憂き身に独り沈む私をもっと寂しがらせよ閑古鳥
    繙(ひもと)き、読み解きまた繰(く)る頁(ぺーじ)

  • それはあまりに人間的な 閲覧数:1,719
    2016/09/15
    21:22

    素気(すげ)ない風が粛々と葉末(はずえ)にすがる雨露(あめつゆ)をさらう
    街の明かりが彳(たたず)んだ夜の暗がりを静かに摘んでゆく
    薄暮に霞む後影 行人(こうじん)織りなす街路の淡彩

  • 頓痴気乱痴気珍呑紀行 閲覧数:2,864
    2016/09/08
    19:46

    酔狂、積みに積んでレッツゴオ 蒙昧、絵に描いた頓痴気な世界で
    巫山戯(ふざけ)て 戯け、パッパラッパ 白痴をぶら下げて練り歩く
    醜態、晒したってオオライ 後悔存ぜぬと道楽御一行

  • 目覚めたあなたよ幸福たれ 閲覧数:2,557
    2015/12/28
    22:43

    褐色(かちいろ)、瞳の奥に目まぐるしく映るは褪せた世界
    喉を嗄らし凋む花、今日もまた一つ泪を注ぐ
    文字盤の汚点(しみ)は増えて、花の葛(かずら)で編んだ冠は腐り

  • 文学 in the 少女 閲覧数:1,213
    2015/11/29
    20:30

    寄る辺のない孤独な旋律はたおやかに谺(こだま)する夜の声と消え
    幸福はアイスのように溶け落ちて
    少女は淡い本の上で踊る

  • ボトルシップクロニクル 閲覧数:1,461
    2015/08/23
    20:14

    ボトルシップクロニクル
    暮れ行き泥(なず)む斜陽と影
    茹だる海の火照り尾を引いて

  • 八釜しの国 閲覧数:1,862
    2015/07/16
    22:19

    二六時中、取り巻く喧噪が、頬を撫でるそよぎのなか隨に舞った
    可成り懶さに歌う聖歌隊、頓痴気な列をなし歩く言葉
    錻力を戛々打つ通り雨が錆びた風の余波のなか矢庭に降った

  • こんな夢を見た。 閲覧数:1,502
    2015/06/11
    21:13

    淡い淡い海鳴りの底、群立つイルカの呼気さながらに
    溶けた瑠璃色の泪、視界が滲む
    爛漫敷き詰めた青と青、世界は止め処もなく美しく

  • ブッキッシュタウンヒッピー 閲覧数:2,919
    2015/04/06
    00:17

    朝霧閉ざす往来 青ざめた空
    神様より早く起きた
    朧に眠るのろくさ気だるい街に

  • 晴天に記す雨の印象 閲覧数:2,826
    2014/11/08
    21:10

    いつか名付けた野良猫 今日は未だ来ないようだ
    独りになりたがるのに 寂しがるんだねえ?
    拝啓、そぼ降る雨の夜々 魂暗い午前三時

  • そぞろサンクスギビング 閲覧数:1,736
    2014/09/26
    20:35

    うらぶれ旧市街 靴の音
    夜天銀天の夜もすがら
    調子の外れた樂音で沸く

  • 螺子式夢遊船 閲覧数:1,837
    2014/06/23
    23:45

    夕立呷り朱(あけ)染まる市街がぐでんぐでんと夜を吐いて
    鬼灯みたいな飛行船団が寝入りばな君を誘った
    左手(ゆんで)すり抜けたペーパーバックは溺れたように宙を舞って

  • せめて一花の祝福を 閲覧数:8,071
    2014/05/09
    23:05

    暖炉の炎が煌々と霞む自意識を照らしだして
    絵の具はやがて泥に変わり、それでも眩暈(くるめき)、美しく
    各自(てんで)の愚劣をぶら下げた、狂いに狂った蒙昧どもの

  • 言葉とエポケー 閲覧数:1,532
    2014/03/04
    21:42

    あやふやで不確かな言葉が澱のように積み重なっては
    淀み、惑い、形をなくして喉の奥に溶けていく
    あなたを語るに足る言葉は生憎、持ち合わせてなくて

  • ハイティーンアジテーション 閲覧数:811
    2014/01/24
    21:01

    青年少年、鬨の声を上げろ
    後塵拝すは不甲斐無きと思え
    嘲笑、豪雨どこ吹く風進め

  • 空中楼閣 閲覧数:997
    2013/07/29
    02:45

    さあさ、おいでませ空中楼閣、何人も十把一絡げ
    下界の憂いを一時忘れて、他人、懇ろ、吹き溜まり
    空の盃にゃ追い酒をさあ空の頭にゃ愛嬌を

  • ジャズマスター殺人事件 閲覧数:766
    2013/05/30
    23:44

    孤島の洋館、切れた電話線、時化る海原、怪しげな執事
    神算鬼謀密室殺人、謎の暗号、古い言い伝え
    それはお話の中のフィクションさ、完全犯罪もっとスマートに

  • 廻るデカダンス通り 閲覧数:658
    2013/04/19
    21:14

    眠たげな小路、赤い窓、街灯の明り、盲目の娼婦
    廃屋で猫がニャーと鳴く、乱痴気騒ぎとはびこる悪習
    虫喰いの聖書、ガラス玉、ムクドリの子ども、淀む六ペンス

  • 気狂いティーパーティー  閲覧数:556
    2013/03/13
    21:00

    絡繰りの天使たち
    空想のティーカップ
    真鍮の騎兵隊

  • 異国の街 閲覧数:1,175
    2013/03/06
    02:19

    異国の街のあなたに向けて   紙の飛行機、海に浮かべる
    知らない街のあなたに向けて  送電線に手紙をくくる
    行き場所のないあなたに向けて 一握の砂、小瓶に詰める

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