未完成フラストレーション
僕の名前を
呼び続ける声がする
いつからかそこに引かれていた 境界線(ライン)
世界から切り取られたのは どっち?
僕の存在証明 まだ薄汚れている
勝手に価値はないと決めて 投げ出しては
そっと目を閉じるよ
未完成なままの扉の向こうで
僕の名前を呼び続ける声
もう少しだけ イマを超えていけるなら
この運命は変わるの?
耳鳴りにかき消されていく 雑音(ノイズ)
塞いでは こぼれ落ちていく 光
不必要な言葉は 焦燥を突き立てる
恨まれたり笑われる事
怖くなって
そっと離れたんだ
未完成なままの扉の向こうで
僕の名前を呼んでたのは君?
ひとりじゃないと差し出してくれたその手
繋ぎ返した 優しく
微熱を帯びたままの体は熱く
痛みと安らぎをこの胸に
刻み込んでまた
約束の場所 目指してく
君が僕を 呼び続けてくれたこと
ホントは最初から知っていたよ
ありがとうなんて 言葉じゃ足りないけれど
伝えたいから
未完成なままの扉を開いた
何度も夢に見た願いがある
もう少しだけ イマを超えていけるなら
いつか届くと 信じて