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夏空ゆうれい

■No.211.3

  夏空ゆうれい

A1
気がついたら 隣にいた
泣き虫なわたしの腕を
離さないで 引いてくれた
笑顔の素敵な女の子の

B1
言葉も姿も笑顔も
周りのみんなは見えないって
大人はそんなの嘘だって言うけど

夏が廻(めぐ)るたび出会えた
思い出を重ねてゆけた
夏影 蜃気楼みたいな
空の下

A2
素足(すあし)のまま かけっこした
かくれんぼは 苦手でも
同じ季節 過ごしてきた
わたしによく似た女の子を


B2
たとえて言うなら そうだねきっと
向日葵みたいな夏のゆうれい
大人はそんなの嘘だって言うけど

夏が廻(めぐ)るたび出会えた
約束を重ねてゆけた
夏影 紫陽花色(あじさいいろ)した 日々に

S
大好きと 伝える言葉はいらなくて
いつまでも一緒だと 無邪気にそう思っていた

C
夏がまた廻(めぐ)るたび 思い出を重ねよう
夏がまた過ぎるたび ひとつまた年をとろう
気が付けば 少しずつ その背丈 ずれていく
その声が 輪郭が 思い出が ぼやけてく

A3
気がついたら 隣にいた
泣きじゃくるわたしの頭
背伸びをして 撫でてくれた
これがきっと 最後の夏

B3
裸足の草原 かけっこ
向日葵畑のかくれんぼ
大人はそんなの嘘だって言うけど

夏が廻(めぐ)るたび繋いだ
この温もりきっと嘘じゃない
夏影 蜃気楼みたいな日々

S
大好きと 大好きと 溢(あふ)れる想いは
透明な夏の空に 溶けて消えていった
届くのかな あの空まで

また夏が来る 今年も あぁ
「大好きだよ」と 伝える空


■説明など
小さなセカイ系です

ESTMAN様の歌詞募集曲
「 【歌詞募集 6/6〆切】夏空ゆうれい(仮)【GUMI予定】」
http://piapro.jp/t/SKyJ
に書かせて頂いた歌詞です

投稿日時 : 2015/07/26 03:34    投稿者 :Bneko

今はもう見えないけれど、きっとこの空のどこかに。平素よりお世話になっております!夏が来る度思い出す、ノスタルジ...

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