夜行列車（みなとまちP）プロトタイプバージョン

暗く沈んだ夜の海
波打ち際を列車が走る
繰り返しのリズムが心地良くて
疲れた私を睡魔が包む
すぐ隣には貴方の横顔

ロミオとシンデレラ 盗賊版

「私の恋を悲劇のジュリエットにしないで
ここから連れ出して…」
セリフ：さあ、覚悟は出来た？
パパとママはもう夢の中
きっと幸せな夢を見てる

ゆっくりらいふのすすめ

起きたら慌てて顔を洗って服を着替えてさあ会社
満員電車に押し込められて息さえろくに出来やしない
スーツはヨレヨレネクタイ曲がって手首のボタンがほつれてる
毎日あくせく動き回って
そろそろ疲れちゃいませんか？

リンとネルとハクのぐっだぐだな日常。

リン：ドラクエ飽きた、寝る。
ネル：あたしのセリフ取んな。つかなんで人んち来てまでDSやってんだよ。
リン：ベッド貸りるおー。
ネル：ヒトの話聞けよ。
リン：いーじゃん別にー。つか日がな一日ケータイかパソコンいじってるアンタに言われたかねー。

えがおのうた

目が覚めて、時計を見たらもう10時を回ってた
ドキッとして慌てたけれど、そう言えばもうそんな必要なかったんだっけ
今日はどこへ行こうかな
あてもなく外をフラフラしてみるの
ちょっと前までいつも時間に追われて

8月の雪

夏も終わりに近づいたころ
独りの部屋モノクロ写真
空は雲が日差し黒く塗り潰して
今にも泣き出しそうに
北国生まれのあなたは

月のない夜

息苦しさで目が覚めた
街頭も消えた真夜中
時計がどこかもわからない
自分の手さえ見えやしない
いやに冴えた頭の中で

秘密結社ジャスティス（仮題）

砲声轟く戦場に、一陣の風が吹きすさぶ
砂塵の向こうに隠れるは、自らに似た戦士の姿
同じ母なる海から生まれたのに
なぜ我らはいがみ合うのか？
答え得られぬ疑問にその膝を屈しても

死に至る病

誰も居ない静かな部屋の中で
私はただ独りきり、時間が過ぎるのを感じていた
眠るでもなくただ寝転んで、空っぽの手のひらを見つめてた
かちかちと耳障りな安物の時計の針音を聴きながら
いつの間にか

Aquamarine

あてもなくふらふらと歩いていた街の片隅で
僕の知らない誰かの隣で楽しそうに笑う君を見つけた
君は気付いて
「久しぶり、元気だった？」なんて声を掛けるけど
僕には無邪気な君の笑顔が眩しくて