水月やまとさん

イチオシ作品

そして少年(しょうねん)はセカイを描(えが)いた

【歌詞】
人知れず廃屋に
キャンバスと睨み合い続ける
朽ち果てた窓の外には
三日月があった

描きたいモノは尽き
重ねたい色も薄れてゆく
されどまだその手の中には
彩筆があった

幼き夢や儚き未来は
多くの絵描きが
描き…そして…もろく散っていった

そうだろ?

描いた景色は誰の
心も動かさなかった
色褪せるキャンバスの絵具を
月だけが見てた

全てを潤す海を
全てを育む空を
人が平伏し仰ぐセカイを
描き続けよう

人は皆 誰しもが 無色透明な
宝石を授かる されども
七色に 変色し 輝きは鈍り
無情に砕くだろう

そんな運命を認め
生きてゆく事はない
砕けた欠片を集め
キャンバスに向かいたい

そうだろ?

描いた景色は誰の
心も動かさなかった
けど
二つの小さな瞳は絵を
確かに見ていた

全てを繋ぐ大地を
全てを愛す光を
この命が燃え尽きようとも
描き続けよう

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投稿日時 : 2020/04/28 20:34
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